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ベートーヴェンの近寄りがたいの弦楽四重奏曲、の巻

更新が滞り気味です(。・ω・。)
音楽は聴いてはいるのですが記事にする、つまり文章にするのが面倒なのです
生来、怠け者だし文章を書くのが苦手なんです(^^ゞ
さて、今日は老体に鞭うってベートーヴェンの激辛音楽を!?

ベートーヴェン 弦楽四重奏曲第11番ヘ短調作品95「セリオーソ」

ベートーヴェンの弦楽四重奏曲の最高峰はなんといっても12番から16番のいわゆる後期弦楽四重奏曲というのは改めていうまでもないことです。
ただ、その後期弦楽四重奏曲群以上に近寄りがたいのが第11番の「セリオーソ」といっても間違いではないと思います。
うまい例えではありませんが、後期の作品は別の世界に住む人、「セリオーソ」はでかい声で怒鳴る頑固オヤジ??
この曲の持つ我の強さ、威厳のようなものに対しては腰が引けてしまうのです
ですからこの曲は久しく聴いていなかったのですが。。。

最近ヤフー時代のブロ友さんから大量のLPをデジタル化したファイルをいただいてしまいました。
その中にあったのが「ハープ」と組み合わされていた「セリオーソ」でした。
ベートーヴェンの近寄りがたいの弦楽四重奏曲、の巻_a0382951_09431850.jpg
これが、たとえばブダペスト四重奏団の演奏ならCDを持っていることもあって例えLP音源であっても特別に興味を持つことはなかったのですがベルリン四重奏団の演奏で俄然聴くになったのです
ベルリン四重奏団のベートーヴェンというとラズモフスキー四重奏曲集のLPが手元にあり、これが演奏はもちろん録音もとても良くて大のお気に入り。CDや高音質を謳うCDも買ってみたのですがLPの音質には及びませんでした。
そのベルリン四重奏団によるLPの音でベートーヴェンの「セリオーソ」が聴ける、そんな思いから聴いたということです
この曲はどんな演奏で聴いてもハードな音楽になるのですが、このベルリン四重奏団からは、それだけではなく叙情性のようなものが加わり、良い意味で聴きやすいものになっているように聴きました。
録音はラズモフスキーよりは固めで少し落ちるようですが十分にアナログの良さが出た好録音でした。

Commented by mitch_hagane at 2019-12-01 13:28
>更新が滞り気味...

趣味のブログですから、マイペースで十分だと思いますよ。当方も、あまり愉しい話題がないので、頻度が落ちています。

ベルリン四重奏団...あーっ、ズスケですね。
世界的には、すっかり影が薄いようですが、東独シャルプラッテンの音(ドレスデン・ルカ教会)は貴重です。みっち的には、ベートーヴェンのSQの音質としては、これがいちばんかなと思っています。もちろん、もっとシャープな高品位録音なんて、今どきいくらもあるのですが。

セリオーソ(ベートーヴェン自身の命名)は、なんせ名前からしてシーリアス(大真面目)ですからねぇ。(笑)でも、最終楽章なんて、みっち的にはちょっと好きです。
作曲は1810年、友人ズメスカルに長年の友情を感謝して、献呈されています。この年、ベートーヴェンは、テレーゼ・マルファッティに魅惑されており、結婚も考えていました。ズメスカルには、なんと鏡(たぶん姿見)を、(金はあとで払うから)すぐに貸してくれなどと手紙をだしています。身だしなみが気になっていたのでしょう、あたふたしているのが、目に見えるようです。(爆)
例によって失恋し、「私はあなたの、...楽師以上のものではないのだろうか。」などと繰り言を綴ることになるのですが。
Commented by Yukichi110 at 2019-12-01 15:55
> mitch_haganeさん
こんにちは

パスピエはアナログ信奉者ではありませんが、ベルリン四重奏団のラズモフスキーだけはLP以上の音質で聴いたことがありません。この「セリオーソ」やCDを聴いた範囲ではラズモフスキーの出来が特に良かったようです。

昔から「セリオーソ」は出だしから怒鳴られているようで苦手です
ヤフー時代も16番から逆の順で初めて全曲の記事を目指したのですが「セリオーソ」を前にしてストップしてしまいました。(^^ゞ
聴けばさすがベートーヴェンとは思うのですが。
Commented by yositaka at 2019-12-10 08:06 x
「セリオーソ」は出だしから怒鳴られているよう…いやあ同感です。ところがライヴで聴くとなかなか魅力的に聞こえたのです。ズスケではなくベルリン・フィルのメンバーによるカルテットでしたが。
たしかにズスケ・カルテットはLPの音がいいと思います。LPでもっているのは「ラズモフスキー」の二枚組だけですけれどね。
Commented by Yukichi110 at 2019-12-10 10:16
> yositakaさん
おはようございます

残念ながらライブでは聴いたことがありません
生来の出不精、そして持病もあってコンサートに行ったのは僅かなんです

ベルリン弦楽四重奏団のベートーヴェンでも「ラズモフスキー」は特に良いのではないかと思っています。この「セリオーソ」も「ラズモフスキー」には及ばないようです
あっ、音質の話しです(^^ゞ
Commented by 老究の散策クラシック限定篇 at 2019-12-12 05:28 x
アダモの記事に名前のとろに表題を間違えて書き込んだのはわたしです。
CDですがわたしはベートーヴェンの弦楽四重奏曲全集はズスケのものしか所有しておりません。
4番だけ良くピックアップして聴くことが多々あります。
Commented by cocco361 at 2019-12-12 07:27
> 老究の散策クラシック限定篇さん
こちらにもコメント、ありがとうございます

ベートーヴェンの弦楽四重奏曲で最初に聴いたのが4番でした
ベートーヴェンらしい悲愴美が素晴らしい名曲ですね

ベートーヴェンの四重奏曲は凄く聴きたい時期とそうでない時期が交互にきます
今は、オフの時期かな?
by cocco361 | 2019-12-01 09:48 | ベートーヴェンの弦楽四重奏曲 | Comments(6)

音楽、お酒、そしてワンコとの程々の日々


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