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ハイドンの弦楽四重奏曲からお気に入りの1曲、の巻

ハイドンの弦楽四重奏曲は80曲以上あるようですが勿論全部聴いてはいません。
全曲制覇を目指した訳ではありませんが、全集を持っていればいつでも聴けるという安心感から購入したのが数年前のこと。フェシュテティーチ四重奏団の全集でした。
以後、どれだけ聴いたのか?
それを訊かないのが武士の情けというものです(^_-)-☆

今日はニックネームの付いていないものから第66番ト長調作品番号64-4を。有名な「ひばり」が67番作品64-5なので、その一つ前の曲になりますが「ひばり」に劣らない傑作、というより個人的にはより楽しめる佳曲と思っています
こちらは全集を買う数年前に購入した二枚組CD
ジャケットの手のかけ方が全く違います
ハイドンの弦楽四重奏曲からお気に入りの1曲、の巻_a0382951_09263172.jpg

一度聴いただけで覚えてしまうくらいに親しみやすく溌剌としたメロディの第一楽章。そして美しいメヌエットの第二楽章 。特にピッツィカートに乗ってヴァイオリンが歌うところなどは最高に美しいといいたくなるくらい。第3楽章はちょっと威厳をもった、同じハイドンの「皇帝」を思わせる素敵なアダージョを経て上機嫌の終楽章で終わる、聴いた後の爽やかさが実にいい。弦楽四重奏曲というより上質のディベルティメントのようで お薦めしたい佳曲です。
ピリオド楽器でのオーケストラ物はあまり好きではありませんが、四重奏曲なら問題ありません。
特にこのフェシュテティーチ四重奏団のハイドンは明快な演奏と優秀な録音の素晴らしいものです

Commented by mitch_hagane at 2019-07-23 16:41
>第66番ト長調作品番号64-4...

今聴いてます、たしかに典雅です。最近はどなたかの影響で、ハイドンを聴く機会が増えております。(笑)
みっち的には、最後のロブコヴィッツ・セットに惹かれます。堂々たる構成で、なんだかハイドンらしくないところがいいです。ロブコヴィッツって、ベートーヴェンのパトロンとしても有名ですけど、ずいぶん大物だったんですねぇ。プラハ城内には、こやつの宮殿があるそうだし。歴史の教科書では習わなかった(?)と思いますが。(笑)

>それを訊かないのが武士の情け...

さっき、みっちのコンピュータ内ライブラリ総一覧を見たら、全977アルバム、楽曲数23,000以上、全部聴きとおすと102日以上かかります、とか表示されておりました。(爆)

電子書籍などは、それほど爆発的に安くないので、ライブラリの量はそこそこですし、少なくともリファレンス用の本は、検索主体で使いますから、あまり気になりませんが、音楽の方は、どうも贅沢しすぎな気がして、すこし後ろめたいです。
Commented by Yukichi110 at 2019-07-23 17:43
> mitch_haganeさん
こんにちは
ハイドンにも当然ながら初期、中期、晩年という作品群があるわけで、どうしても最初のほうから中期の作品は未聴のものが多いので、そのあたりから聴いています

五味康祐がお気に入りの曲は年に3回聴くとして、一日に3曲聴くとして年間に聴けるのは300曲くらい。聞きこんでこそ自分にとっての名盤になる。そんなことを書いていたと思います。
一時期、若い頃に買えなかったものが安価なBOX物で続々と発売され節操もなく購入していました。未聴のそれらのCDを見てはその言葉が頭に浮かんできて処分を考えているところです
by cocco361 | 2019-07-23 09:29 | ハイドンの弦楽四重奏曲 | Comments(2)

音楽、お酒、そしてワンコとの程々の日々


by Yukichi110
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